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還暦をこんな風に素敵に祝いたい!
笑顔で繋がる第3回目の「スマイル会」が開催!

「人生100年時代と言われていますが、健康寿命としては、そんなに長くはないですよね?体の衰えには逆らえないにしても、誰と出会って、誰と過ごすかで、人生の豊かさは大きく変わると思うんです。歳を重ねてこそ、素敵な人たち、大好きな人たちと充実した時間を過ごしたい。『笑う門には福来る』と言いますが、自分自身が笑顔でいれば自然と周りにいる人たちも笑顔になるものです。笑顔の輪を広めて、みなさんとハッピーに生きていきたい。そんな思いからこの会をはじめました」

そう話すのは、[スマイル会]の主催者で代表を務める田中裕美子さん。現在62歳で、弾けるような笑顔と人を惹きつける魅力があり、インスタグラムフォロワー数は5万人超え。ワインバーやハンドメイド教室の運営もしています。

「今の60歳はおばあちゃんじゃない。若いんです。これから楽しみましょう!」という田中さんは、ガンとの闘病生活や大事故を乗り越えての今があります。

そもそも[スマイル会]は、田中さん自身が60歳を迎えた年に第1回目が行われ、今年で3回目を迎えます。メンバーは30~60代の女性たち。田中さんの古くからの友人はもちろん、インスタで繋がった人や、その人たちの友人、さらにその友人、というように、まさに“笑顔で繋がる会”で、年齢も職業もさまざま。

司会はフリーアナウンサーの松波利佳さん(右)、パーティのプロデュースは長谷川真由美さん(中)

[スマイル会]では年に1回、メンバーの還暦をお祝いすることが定例となっています。
還暦と言えば赤いちゃんちゃんこで「人生60年お疲れさま」と祝うイメージですが、スマイル会では「60歳からをもっともっと楽しもう!」と赤い華やかなドレスを着るのがお決まり。

西麻布の路地裏に佇む会員制居酒屋で開催されました。

今回の参加者で還暦を迎えるのは6名。この日、主役の6名は真っ赤な素敵な衣装で登場!60歳を迎えて、これからどう生きていきたいと考えていらっしゃるのか話していただきました。

◉アトリエ水晶さん(フラワーアーティスト・料理家・テーブルコーディネート・パーソナリティ)

「これまでは、自分が『やりたい』よりも、周りから『やってほしい』と言われてすることが多かったのですが、これからは自分自身で目的意識をもって、例えば地域にも貢献していきたいです」

◉大川内育子さん(『ズッカワproject』代表・歌手・作詞音楽プロデュース・ファッションアドバイザー)

「歳を重ねても、見た目も中身もずっとずっと可愛くいたい。そう思う女性たちの憧れになれる存在でいたいですね」

◉神紫月あゆさん(七色のアーティスト)

「2年前に大腸がんと乳がんが同時に発覚。人生は有限なのだから好きなことをしたい!と、以来コスプレして歌謡曲を歌う、という動画を日々発信しています。今この瞬間を楽しみたいです」

◉後藤美紀さん(インターネットラジオパーソナリティ)

「どんなに歳を重ねても失敗したら何度でもやり直せばいいし、何歳になってもスタートラインに立てるんですよね。そう思って、自分らしく生きていきたいです」

◉堺典子さん(顔ヨガスペシャリスト)

「健康でいること、そしてどんな時でも笑顔を絶やさないこと。自分もみんなも、ずっと笑顔でいたいですね」

◉長山輝美さん(製造業の取締役)

「今、水泳にハマっています。老後は健康があってこそ。体も心も美しくあるために頑張ります!」

みなさん、60歳とは思えないくらい美しくキラキラと輝いています。
ここで、主催者の田中さんより、これからの[スマイル会]についてひと言。
「今回は還暦祝いなので赤が6名ですが、そのうち紫も増えていきます(笑)。スマイル会は百寿までやるつもりです!」

そう、現在のスマイル会は還暦を祝う会ですが、メンバーの年齢と共に古稀(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)を祝う会へと成長していくそう。

主役の6名には田中さんから花束をプレゼント。田中さんが心を込めて選んだこだわりの花束だそう

何歳になってもおしゃれをしたいし、キラキラと輝いていたい。[スマイル会]にはそんな女性が集まり、それぞれが刺激しあうことで、一人ひとりがさらに輝き、人生をより豊かなものにしています。

年齢も職業も関係なし。「素敵な人と出会いたい」「人生をもっと豊かにしたい」「還暦を素敵にお祝いしたい」という人は、田中さんのインスタグラムから直接メッセージを送ってくださいね。

第3回「スマイル会」の集合写真。還暦を迎える人だけが赤いドレス

取材・文・撮影/門司智子

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