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アラフィフライターが
BTS釜山コンサートに行ってきた!~当日編~

アンニョンハセヨ♪
BTS大好き♡アラフィフでアーミーデビューしたライターYOOOOOOOKOです。
コロナ禍をきっかけにBTSにハマり、アーミーになって1年ちょっと。
夢は死ぬまでに韓国でBTSのコンサートに行くこと、だったんですが、
なんと、その夢が早くも叶ってしまいました!
準備編に続き、コンサート当日編をお伝えします。


旅の行程

10月14日(金) 福岡から釜山へ
10月15日(土) BTSコンサート当日
10月16日(日) 釜山から福岡へ


コンサート会場へ!

コンサート本番当日の10月15日。釜山は朝から快晴。最高のコンサート日和!
アミ友と張り切ってホテルを出発。会場まではタクシーで行きました。

コンサート会場は釜山アジアド主競技場。2002年に日韓ワールドカップで使用されたスタジアムです。10時頃到着すると、会場はすでにアーミーでいっぱい!

そして会場にはスポンサーブースがたくさん出ていて、ノベルティ目当てにどこも長蛇の列。
とりあえず、BTSのパネルを見つけたのでそこで記念撮影しました。

チケット引き換え

チケットは引き換えを行わなければ会場に入れないため、引き換え場所に向かいました。
引き換えは11時~開演30分後まで。
開演は18時から。
時刻は10時30分。まだまだ時間はありますが、何はともあれチケットを確保しようと思い、チケット引き換えの列へ並びました。
私たちが並び始めた時にはすでに長蛇の列でしたが、この時はまさかこれから2時間近くも並ぶことになるとは、夢にも思いませんでした。

ものの数分で行列はピークに!この人間交差点をくぐり抜けるのにひと苦労しました。

ついにチケット交換ブースへ

並ぶこと約2時間。やっとの思いでチケット交換ブースまで辿り着きました。
ブースはアルファベットの名前順に分けられていて、私はYOKOなので
「YOK」のブースへ。そこで予約ページを印刷した紙と身分証明書(パスポート)を提示すると、チケットと引き換えてくれます。
私の名前、多かったみたいで(笑)、探すのが大変そうでかなり焦りましたが、ちゃんとありました!

チケットとリストバンドをゲット!
これで会場へ入ることができます。感無量!

チケット引き換え時に一緒にもらったセットがこちらです。
左からフォトセット、スローガン、マスク。
スローガンには「ビョナヌン マナッチマン ビョナムン オッヌン ウリ」。
日本語で「変化はたくさんあったけど、私達は変わらない」と書いています。
こういうスローガンはK-POPライブではお馴染みのもの。推しの写真や名前が印刷された紙やタオルのことです。日本でいうところの「うちわ」みたいなものですね。

で、このスローガン、実はBTSのメンバーには内緒なのです。
裏には「メンバーにより大きな感動を与えるために、コンサート本番まで内密に」と書かれていて、コンサートが始まって、電子掲示板に「ARMY TIME」と表示されたら、BTSのメンバーに見えるようにメッセージを掲げる、とのこと。
K-POP独特の応援文化。面白いなと思いました。

チケットをゲットした後は、ランチタイム。
会場にフードブースが出ていて、韓国料理からホットドッグなどの軽食までズラリ。私たちは韓国料理のブースで、おいなりさんと卵サンドと飲み物のセットを購入。

おいなりさんは、日本のいなり寿司に似たものの上に、プルコギのようなものや炒り卵がのった、いわば進化系おいなりさん。セットで15,800ウォン(日本円で約1,600円)でした。

ついに入場!

お腹を満たし、トイレを済ませ、会場内へ入るための待機場所へ移動することに。
幸運にも私のチケットはスタンディングエリア(アリーナ)。
しかもステージ前の真ん中のG03!興奮を隠しきれません。
平静を装っていましたが、自分の席がスタンディングだと確認できた時には
嬉し涙を流しました。

スタンディングエリアの人は、専用の入場待機場所があり、14時30分から始まるとのこと。
時刻は14時。「少し早いけど、並びに行こうか」。何事も早め早めに行動する私たちなので、早めに入場待機場所へ向かうことに。だがしかし、ここから先が地獄だったのです…。

入場待機場所が見つからない!

入場待機場所の列と思われる行列があったので、並んでいた人に確認して並びました。
10分ほど並んだ頃でしょうか、突然前に並んでいた韓国人が「ここじゃないみたい!(韓国語で)」と言って走り出しました。私たちもそれに続けと走り出し、韓国人の後を追いかけていましたが、なんと途中で見失ってしまいました。
なにこのドラマや漫画のような展開!

ともあれ、入場待機場所へ向かう足は止められないので、競技場の周りをグルグルグルグル。
スタッフに聞いても、ある人は「上に行って」、ある人は「下だよ」と、聞く人毎に答えが違う!
まさに「彷徨う」という言葉がぴったりな感じ。
競技場を軽く2周は走り回ったと思います。
体力・気力はコンサート本番に取っておきたいのにすでにヘトヘト。
しかし待機場所が見つからないことには会場に入ることができません。
もう、ダメかもしれない。弱気な気持ちが顔を出し始めた頃、もう一度よく地図を見てみよう、ということになり、地図を凝視しました。
すると、どうやら競技場の外に並ぶみたい、ということが判明!
しかもその場所は、さっきチケットを受け取り、トイレを済ませた広場の横!
そう、目と鼻の先だったのです。
場所を確認し、もう一度トイレに行き、アミ友と別れ、それぞれの待機場所へ移動しました。
時刻は16時。待機は16時までだったので、ぎりぎりセーフ。

並んでいる間に韓国人とマニラから来たアーミーがいたので、
張り切って作ってきた「ソンムル」を渡しました。

コンサートが始まった!

いよいよ会場へ入場です。
この時、チケットと一緒にもらったマスクをつけようと思い
マスクの袋を開けたのですが、緊張と興奮で手が震えて、袋をうまく開けることができませんでした。
入場する際、もっとワーとかキャーとか言うものなのかな、と思っていましたが
驚くほど静かでした。他のアーミーも私と同じように緊張していたのかもしれませんね。

スタンディングエリアのG03に入場したのが16時30分。
コンサート開始は18時なので、あと1時間30分。
心の中でカウントダウンスタートです。
18時までずっと立っていたのでかなり疲れていたのですが、もうすぐBTSに会える!と思うと、今までの苦労や疲れもなんのその。30分前、15分前、1分前…
そしていよいよスタート!
始まった瞬間、キャーと叫んだことは覚えていますが、
最初の3曲目くらいまではほとんど記憶がありません(笑)。

ステージで踊り歌うBTSを肉眼でしっかりと確認できました。
泣いたのは最初だけ。あとはこの眼にしっかりと焼き付けようと、ステージを凝視していました。
アミボムを持って歌に合わせてかけ声。夢にまでみた瞬間を、今体験しているなんて、信じられません。
…あっという間の2時間でした。

釜山コンサートのまとめ

本当はまだまだ書ききれないくらいですが、あまりにも長くなるのでこの辺でまとめます。

●旅の目標だった、「世界のアミ友を作る」ことが実現できました。
マレーシア人のアーミーに「ソンムル」を渡し、インスタグラムで相互フォロー。

●作っていった「ソンムル」はすべて渡すことができました。
写真は私がもらった「ソンムル」です。スイス、韓国、日本と、各国のアーミーたちとの「ソンムル交換」。いい思い出になります!

●ホテル選びについて
今回、私がホテル選びの基準にしたのは、「会場近く」であること。
普通の旅行なら繁華街を選択しますが、あくまで目的はコンサートなので、常にコンサート中心に考えました。宿泊料金がコンサートの時期は爆上がりしていて、一般的なビジネスホテルを2泊7万円で予約しました。
渡韓前日にネットで検索したら、なんと!今まで満室だったホテルに空きが出ていたので、予約を取り直し、良心的な価格で泊まることができました。何事も最後まで諦めない心が大事だな、と改めて学び、これも良い経験に。

コンサート翌日。午前中にビーチリゾートエリアの「広安里(クァンアンリ)ビーチ」へ行ってきました。「広安大橋」をバックにBTSポーズで記念撮影。
はぁ~、この旅を終わらせたくない!心の底からそう思いました。

BTSの釜山コンサートを経験した今、最高すぎて、これ以上の思い出をこれから作ることができるのかな、なんて思ったりします。
だけど、BTSの歌詞にあるように「best moment is yet to come」(最高の瞬間はまだ来てない)、と思い、次にBTSに会える日を楽しみにしたいと思います。
それまで、元気に推し活を続けることが今の私の目標です。

前編と後編でお届けした推し活ドキュメント。これからみなさんの推し活のヒントや参考になれば嬉しい限りです。

取材・文/YOOOOOOOKO(よーこ)

福岡在住、フリーライター。蠍座のA型。九州・沖縄の旅とグルメが得意分野。好きなのは映画、ドラマ、音楽、スイーツ、散歩、スタンプラリー。コロナ禍にギターをはじめ、練習に励む日々。

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