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「帝国ホテル東京」で
夜景と楽しむアフタヌーンティー

年代を問わず大人気の“ヌン活”。
今年の流行語対象にもノミネートされている“ヌン活”とは、ホテルのティーラウンジなどでアフタヌーンティーを楽しむ活動のことです。
筆者も大好きな“ヌン活”、今回は初めて夜景を見ながら楽しんできました。

場所は帝国ホテル東京の本館17階にあるバーラウンジ「インペリアルラウンジ アクア」。
こちらのアフタヌーンティーは、午前11時~夜20時の各時間帯でネット予約できるようになっており、仕事帰りの時間でも楽しむことができます。

ホテルの正面玄関を入ると、いつも見事な花がお出迎えしてくれます。

バーラウンジ「インペリアルラウンジ アクア」の入口からスタッフに案内された席は、店内の一番奥にある窓際。気持ちが高鳴ります!
大きな窓から目に入ってきたのは、煌めく丸の内ビル群の夜景!
昼間に望める日比谷公園や皇居の緑豊かな景色とはまた違う、格別な景色です。

まずはアフタヌーンティーの内容とは別に、シャンパンを注文して「乾杯!」。
1日の終わりに都心の夜景を見ながら飲むシャンパンは最高です!

ここは席の間隔が大きく取られているのも魅力のひとつです。

帝国ホテル東京のアフタヌーンティーは季節ごとにメニューが変わります。
9月、10月は毎年この時期に登場する「英国フェア」を記念したアフタヌーンティーが用意されていました。今年のテーマは「ロイヤルウエディング」。

これは、先日崩御されたイギリスのエリザベスⅡ世女王陛下即位70周年を記念したもので、”英国ウエディング”のエピソードに想いを馳せて作られたデザートやセイボリーをいただけます。

そのエピソードとは、1840年に行われたエリザベスⅡ世女王陛下の高祖母にあたられる、ヴィクトリア女王の結婚式にさかのぼります。
当時「清楚な花嫁」として結婚式に臨みたいというヴィクトリア女王の想いから、淡いクリーム色のサテンドレスを着用され、王冠やティアラではなく、オレンジブロッサムの花冠を身につけたそうです。
その装いが当時の花嫁の憧れとなり、現代に受け継がれているといわれています。


テーブルに運ばれてきたスタンドには、所狭しとスイーツやセイボリーが並んでいます。
夜景とスタンドが組み合わさって、なんとも贅沢な光景です!

まずは、“チャリホ”というウェルカムティーからスタート。
この名前は“インドで春に吹く強い南風”に由来するそうで、華やかな香りのアッサムとダージリンのブレンドティーです。

スタンド上段はスイーツ。
・東京料理長 杉本雄がエリザベスⅡ世女王陛下に贈る「45°」
・バッテンバーグタルト
・レモンドリズルケーキ
・チョコレートティフィン

パッと目に入ってきたのは、「45°」という、白いエレガントなケーキ。これは、ティアラを頭の正面に対して45°の角度につけることに因んでいるそうです。
ティアラの装飾があまりにも美しかったので、ゆっくりと時間をかけて味わいました。

スタンド中段・下段はセイボリーとスコーンです。

・オレンジブロッサムの花冠
・コロネーションチキン
・煌びやかなスモークサーモン
・パスティハットを華やかなスタイルで
・ローストビーフ&きゅうりのサンドイッチ
・プレーンスコーン

すべて、シャンパンにも紅茶にも合う品の良いお味で美味しく頂きました。

飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブティーなど約30種類のドリンクメニューから選べ、お変わり自由。
筆者もウェルカムティーの後は、おすすめの紅茶のひとつ“ホワイトアプリコット”や、ハーブティー、デカフェコーヒーなど、合計4杯も頂きました。

アフタヌーンティーはイギリス発祥の文化。
今回のメニューには、まさにイギリスの伝統的なスイーツやセイボリーが多く含まれており、9月に崩御されたエリザベスⅡ世女王を偲びながら頂くのにもぴったりでした。

※諸事情により予約していた時間よりもかなり遅刻して行ったのですが、さすが帝国ホテル!神対応していただき、サービスを受けることができましたが、そのため、スタンド中段の内容が一部メニューと異なります。

夜景を見ながらの“ヌン活”は格別な気分♪

今回一番印象に残ったのは、素晴らしい夜景とアフタヌーンティーの組み合わせ!
夜景の煌びやかさが加わり、昼間の“ヌン活”とはまた一味趣が違う華やかな雰囲気を感じられました。

帝国ホテル東京では、2022年11月~2023年1月までは“PEANUTS Friends’ Afternoon Tea “と称した、『PEANUTS』作者・チャールズ・M・シュルツ氏誕生100年を記念したアフタヌーンティーが楽しめます。

たまには夜景と一緒にアフタヌーンティーを楽しむのはいかがですか?

帝国ホテル東京公式HP

取材・文/Umi(うみ)

フリーライター。月刊美容誌のライターとして6年間連載担当。韓国語通訳士の経歴も。作編曲家やピアノ奏者としても活動中。YouTube「Umiチャンネル」では流行りのJ-pop、昭和ヒットソングのピアノ伴奏カラオケ音源動画を配信。日々、多くの人に利用されている。インスタではグルメ、音楽、韓国語など好きなものを統一感なく発信中。https://www.instagram.com/umi___333/

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