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「ザ・リッツ・カールトン東京」で
アフタヌーンティーを体験

近年ブームの“ヌン活”って、ご存知ですか?

“ヌン活”とは、ホテルやレストランなどでアフタヌーンティーを楽しむ活動のこと。ゆったりとした空間の中で、紅茶などの飲みものと一緒に、サンドイッチやスコーンなどの軽食、スイーツを楽しみ、とても優雅な気分になれるというのが人気の理由のひとつです。

そんな大人気のアフタヌーンティーを、筆者が友人と一緒に体験してきました。

ルージュ世代も気分があがるアフタヌーンティーの魅力をお伝えします。


アフタヌーンティーとは?

1800年代にイギリスの貴族たちの間で始まった、午後に紅茶とともに軽食やおやつを食べる慣習で、仲間と語らう女性向けの重要な社交場の役割を果たしました。

それと同時に、お腹を満たす役割もあったようです。

当時イギリスでは朝食と夕食の習慣しかなく、ビクトリア女王に仕えていた7代ベッドフォード侯爵夫人アンナ・マリアが、午後に軽食と紅茶を楽しむ習慣を考えたそうです。

また当時は19~21時はオペラ鑑賞などで夕飯の時間が遅くなるため、事前の腹ごしらえの意味もあったと言われます。

瞬く間にアフタヌーンティーの習慣は上流階級の間で広まり、1900年代初頭には高級ホテルがアフタヌーンティーを始め、ホテルの定番メニューに。

現代では、ホテルやレストランで紅茶などの飲み物と一緒にサンドイッチやスコーン、スイーツ類がティースタンドで提供されるスタイルになりました。

ザ・リッツ・カールトン東京「ザ・ロビーラウンジ&バー」のアフタヌーンティーへ

数多くあるホテルのアフタヌーンティーの中で、今回足を運んだのはザ・リッツ・カールトン東京「ザ・ロビーラウンジ&バー」。

六本木の東京ミッドタウン内にある5つ星ホテルです。

アフタヌーンティーを楽しめるレストラン「ザ・ロビーラウンジ&バー」は45階、なんと地上200mの高さにあります。

目に入ってきたラウンジの空間は、想像以上に素晴らしいものでした。

解放感のある高い天井、ゆったりと配置されたソファ、こだわりのインテリア…まるでヨーロッパの宮殿にいるような気分に。さらに大きい窓からの採光も豊かで、東京の空や景色を楽しむことができます。

私たちはロビー全体を見渡せるソファ席に通されました。

ロビーにはグランドピアノがあり、生演奏が心地よく流れています。

予約しておいたアフタヌーンティーは、平日限定「ヘヴンリーティー~ザ・グランドクラシック~」。料金は税込み6,200円、時間は2時間制です。

テーブルに置かれたスタンドは、まるで地球儀のように丸く柔らかいフォルム。

そのスタンドに、ところ狭しと色鮮やかなセイボリー(甘い物の間に食べる塩気のある食べ物)やスイーツが並びます。

SNS映えする、見た目の美しさもアフタヌーンティーの魅力のひとつ。目にも鮮やかで、つい「わぁ」と感嘆の声が出ます。

最初にいただく紅茶は、ザ・リッツ・カールトン東京オリジナルブレンド。

スタンド上段はセイボリー。

・スモークサーモンと胡瓜のサンドイッチ ディルサワークリーム
・真蛸(まだこ)のガルシア風 ズッキーニとパプリカのピクルス ボッタルガパウダー
・アスパラガスのムース アイヨリクリーム 
・三元豚(さんげんとん)のリエット  ナッツとドライフルーツのグランブル マスタードソース
・ハムとチーズ スクランブルエッグのクレープ巻き 黒胡椒風味

下段はスイーツ。

・シューアラクレーム プラリネジャンドゥーヤ
・フランボワーズオペラ
・グリオットファレノアール
・マカロンシトロン

ベリーのパンナコッタと、プレーンスコーン、レーズンスコーン。

スコーン用に、クロテッドクリーム、タンカンジャム、ラズベリージャムが並びます。

スコーンは温めて提供されるので、早めに食べるとより美味しくいただけます。

飲み物の種類も豊富です。

アフタヌーンティーで何よりも嬉しいのは、飲み物のおかわりが自由なこと。

Tea

・ザ・リッツ・カールトン東京スペシャルブレンド
・ダージリン
・ウヴァ
・イングリッシュ ブレックファスト
・アールグレイ
・宇治やぶきた
・ストロベリー&シャンパーニュ
・ブーケロワイヤル

Herb Tea

・フルーツ&ハニールイボスティ
・ビューティフルハーブス
・カモミール&アップル
・ジンジャー&レモン

Iced Tea

・季節のスペシャルアイスティー
・アールグレイ アイスティー

Coffee

・ザ・リッツ・カールトン東京オリジナルブレンド(ホット・アイス)
・カプチーノ
・カフェラテ

2時間の間に、紅茶、ハーブティー、カプチーノ、ブレンドコーヒー…と4杯いただきました。

ブレンドコーヒーはデカフェ対応もしてもらえます。

ハーブティーも豊富にあるので、カフェインレス生活をしている人でも安心していただくことができます。

“ヌン活”は幸せな気分にしてくれる♪

筆者は今まで様々なホテルのアフタヌーンティーに足を運んだことがありますが、「ザ・ロビーラウンジ&バー」の空間は、特に素晴らしいと感じました。

高い天井のゆったりとした空間、その大きな窓から眺める景色などの演出で、気持ちが盛り上がり、アフタヌーンティーがさらに美味しく引き立てられるようです。

セイボリー、スイーツ、スコーン…どれもとても美味しかったです。

美味しくいただきながら、お話していると2時間はあっという間でした。

「SNS映え」する見た目も華やかなセイボリーやスイーツ類を、少しずつたくさんの種類いただけるのは女性にとっては理想的なスタイル。

それを、高級ホテルという、非日常的な優雅な空間でゆったりと頂けるのですから、女性の心をつかんで離さないのも納得ですね。

ドレスコードは、スマートカジュアルでOKですが、普段より少しオシャレをして、午後のひとときにアフタヌーンティーを贅沢に楽しむのはいかがですか?

最近、人気の高級ホテルは予約がなかなか取れないと聞きます。早めに予約をされることをおすすめします。

ザ・リッツ・カールトン東京

取材・文/Umi(うみ)

フリーライター。月刊美容誌のライターとして6年間連載担当。韓国語通訳士の経歴も。作編曲家やピアノ奏者としても活動中。YouTube「Umiチャンネル」では流行りのJ-pop、昭和ヒットソングのピアノ伴奏カラオケ音源動画を配信。日々、多くの人に利用されている。インスタではグルメ、音楽、韓国語など好きなものを統一感なく発信中。https://www.instagram.com/umi___333/

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