「オールナイトTOKAI」
”いいタマ!GALS”の
メンバーが再会!
バブル期は、空前の「女子大生ブーム」でもありました。東海地区の深夜番組「オールナイトTOKAI」でも”いいタマ!GALS”と呼ばれる女子大生たちが人気を博していました。
そのメンバーだった松波利佳さん、村瀬みきさんが38年ぶりに再会!バブル期の思い出について語っていただきました!
1ヵの海外ロケに連れていってもらえた贅沢な時代(村瀬さん)
毎週末コンパに参加する日々
当時は、しょっちゅうコンパに参加していました!
“いいタマ!GALS”と女子大生、両方のコンパがあって、さらに友人からの依頼で代理参加することも(笑)。
コンパは1次会終了後、ディスコに繰り出すという感じでした。盛り上がると「これから海に行く?」なんて話になることも。みんなでドライブに行き、そのまま朝まで車の中で雑魚寝したり。とても楽しかったです!
1ヵ月の海外ロケも楽しい思い出
当時は番組の水着企画でサイパンやプーケットなど、海外ロケにもたくさん行かせてもらいました。
名古屋で「世界デザイン博覧会」が開催された時は、レポーターの仕事で1ヵの海外ロケも!アメリカとヨーロッパをまわって産業デザイナーさんたちを取材しました。今、思うと夢のようですよね。
ファッションはハマトラ派、サーファー派、ニュートラ派
キャンパス内では、みんな基本的にカジュアルで、ハマトラ派、サーファー派、ニュートラ派に分かれていました。
サーファー派の子は、アロハ柄のシャツやライフガードのパーカー、ライトニング・ボルトのトレーナー姿。
ハマトラ派の子は、花柄のブラウスに長い裾広のパンツ姿。キタムラのバッグは必須アイテムでした。
イヴ・サンローランのウェッジシューズも大流行していて、みんな何色も持っていました。
『棺桶の蓋は自分で閉める!』
いま思えば、バブル時代は好き勝手し放題でした。これからは「ニコニコありがとうと言えるおばあちゃん」を目指したい!
息子3人がいずれ結婚した際、お嫁さんにも好かれる姑になりたいです。
そのためにも健康でいることは大切。食事はもちろんのこと、筋肉も大切!と思って、日々運動もしています。
そして人生の最後は、「自分で棺桶の蓋を閉める!(笑)」が目標です。そんな、しっかり自分の人生を生きる、後半を過ごせたらいいですね。
エネルギッシュに遊んで仕事して。何でもアリのバブル期(松波さん)
今ではあり得ない番組の企画!
あの頃は番組の企画が大胆でしたね。目玉コーナーが「おねだりキッス」。
“いいタマ!GALS”の3人が、「キスしてください」という札を持って街に出て、おねだりして、顔のどこかにキスをしてもらうんです。
他にも街中で男の子に「ゲームしませんか?負けたら坊主です」といって、本当にバリカンで男の子の頭を坊主にしちゃう企画も!何人もの男の子を坊主にしました(笑)。
視聴率が上がると、街中で私たちの顔を見たとたんに、逃げ出す男の子もいるほどでした。
他にも覚えているのが「がんたく」。魚拓(ぎょたく)の顔バージョンです(笑)。ゲームに負けた女の子たちの顔に墨を塗り、紙にペタッとする罰ゲーム。これも視聴者にウケました。
年に1回の「いいタマ!GALS運動会」では、最後にユニフォームのまま、みんなで泥風呂に突入!
今では絶対にありえない企画ばかりで、まさに体を張っての仕事でしたね(笑)。
学生ツアーで夏は海、冬はスキー場へ
当時、旅行会社が企画する学生ツアーが大人気でした。スタッフは男子学生で、面白くてノリのいい人たちばかり。
夏は船で沖縄、与論島、新島へ、冬はバスで栂池や八ヶ岳のスキー場へ。
金曜日の夜中にバスに乗って出発、翌朝スキー場に到着。土日でスキーをして日曜の夜に帰る、というパターンでした。これが楽しくて、よく参加していました。
『やるか、もっとやるか、の2択しかない!』
私は、お酒を飲めなくなったら死んじゃう!ってくらい、お酒を飲む時の雰囲気が大好きなんです。そのためにも、元気にお酒を飲める体を作っていきたいです。
「いつ死んでも後悔しない生き方をしたい」が信条。
バブル期って、みんなが「一生懸命遊んで、働いて」とエネルギッシュでした。
そんな時代を過ごした私だからこそ、これからも「やるか、やらないか」ではなく、「やるか、もっとやるか」しか選択肢がない!常にアグレッシブに、頑張る気持ちを大切にしながら、人生後半も楽しく過ごしていきたいです。
村瀬みきさん
1964年愛知県生まれ。タレント業、舞台女優、結婚式の司会で活躍。現在は、食育指導士として健康食品を使っての食育レッスン、カラーボトル(オーラライト)を使ってのカウンセリング、パーソナルカラー診断を自宅にて開催。
松波利佳さん
1965年東京都生まれ。フリーアナウンサー(ラジオパーソナリティー)、イベント司会、コメンテーター、テレビショッピングキャスター、イベントプロデュース、キャスティングの他、2000年に設立した幼児託児所の経験を生かして講演、執筆など、多岐にわたって活躍中。
取材・文/Umi(うみ)
フリーライター。月刊美容誌のライターとして連載を6年担当。作編曲家やピアノ奏者という顔も持つ。YouTube「Umiチャンネル」では流行りのJ-pop、昭和ヒットソングのピアノ伴奏カラオケ音源動画を配信。配信した動画は延べ1,100人以上の方(ご連絡をいただいた方だけで)に利用されている。現在「弾き語りピアノレッスン」開始に向けて準備中。